中間反抗期 発達グレーな我が家のギャングエイジとの付き合い方

ママ

小学校入学時、大きなランドセルを背負い一生懸命登校していた可愛い後ろ姿。
しかし!最近すごく反抗的。親子喧嘩、言い合いが絶えません。
これってもしかしてギャングエイジ

自分で考えて行動したい子供。
心配な母。
私と同じように葛藤の日々を送っている方もいるのではないでしょうか?
安心してください!一人ではないですよ😊

誰得でもない、我が家流ギャングエイジとの付き合い方を紹介します。

考えすぎなくてOK!

母:「まったく、もう!」
子:「うるさい!黙ってて!」
そんな会話が日常的。そんな我が家のギャングエイジとの付き合い方。

結論から言いますと、考えすぎなくてOK!その時の出会いを大切に!
というところに落ち着きましたw

世の中には子育て論が様々はびこっていて(言い方🥹)我が子の幸せを願う親は迷うばかりです。

でも子供も親も十人十色。それぞれの親子関係でいいはず
「みんな違ってみんないい」ですよよね。家庭環境もそれぞれですから。


今まで「良いところを褒め、困る言動にはあえて触れない」というやり方や、とにかく見守るやり方。「〇〇してね」と肯定的に伝えるやり方など、色々と試してきましたが、まず私が続かない。
親にゆとりがないとなかなか続けられないですね。普段からこのように接しているお母さん方、本当に尊敬します!!

我が家は三人男子兄弟。
家は毎日大騒ぎ。
仲良く遊んでいる時は大声で、喧嘩をする時も大声。

ちょっとゆとりは持てそうにないので、出来ない事に苛立つよりも、出来ることにシフトチェンジすることにしました。

そんな私が今心がけているのは

  • 思いどうりにはならないと意識すること
  • その上で母の気持ちを伝えること

この二点です。

思い通りにしようと考えてしまうと、何かにつけて「我が子はいう事を聞いてくれない」と感じてしまうと思います。まず我が子も一人の人間と考えて「私の思い通りにはならない」「思い通りにしようとしない」と意識しています。

しかし「思い通りにしない」=「親の気持ちを伝えない」ではなく、しっかり親の気持ち意見は伝えます。
親の気持ちや経験を分けながらも、選択肢は子供にある。そんな意識で過ごしています。

転ばぬ先の杖を与えたくなるけど、転ばないとわからないこともきっとあるんですよね。

ギャングエイジとは

ここまで話してからですが、そもそもギャングエイジとは。

家族より友達の方が大事と考え、友達とグループを作って行動したり、大人に反抗的な態度をとることがある時期。
集団で行動することが増える小学校3~4年生頃の子どもたちの事を「ギャングエイジ」と呼びますが、ギャングエイジは子供の成長過程の一つなので、悪いものではないのです。


しかしそうは言っても、反抗的な態度を取られると親も大変ですよね。
「早く成長してギャングエイジ通過してくれー」と思う反面、このぐらいの反抗はまだまだ可愛いものなのかな?とまだ未経験の思春期を想像したりもします。

まず「すべき」にとらわれるのを辞めてみた

今は便利な世の中で、インターネットで調べればすぐに情報が手に入ります。
子どもの体調不良時など、すぐに調べることができとても助かります。

しかし反面、様々な情報が溢れすぎて不安に駆られたり、どうしたらいいのかわからなくなり八方塞がりになってしまう事ありませんか?

私は何度「反抗期・ギャングエイジ」と調べたかわかりませんが、その度に得るのは不安感ばかり。「〇〇は逆効果」と言われることをやっている自分。「〇〇すると良い」と言われる事をやっても上手くいかない日々。「私は子育てが下手なんだ。」そんな感情に押し潰されそうになる日々に、自己肯定感も下がりました。

色んな人の体験や研究結果からヒントをもらうことは良いことかもしれません。
でもその通りに出来なくて不安になったり落ち込んだら、その負のスパイラルの方が不健康。そう思って世の中の「すべき」にとらわれるのをやめました!

正解なんて探さなくていい。失敗したっていい。
お母さんも子供たちも、毎日良く頑張っていると思います🌻
それだけでもう百点満点なのではないか、と思う今日この頃です。

「やってみよう」と思える事を

そのかわりに「やってみよう」と思える事を大事にすることにしました。
我が家のスタイルに合うのか、我が子の性格に合うのか、そんなことを考えながら色んな情報の中から選択し、トライ&エラーで我が家流を探っています。


私はヨガインストラクターの勉強中ですが、ヨガのマントラではまず自分にお祈りをします。
自分が満ちていないと、人に分け与えることが出来ないから、まず自分を大切にするのです。
「したい」と思える事は自分が喜ぶことなので、パワーが出ます。
ライフスタイルに合わない事に無理やり取り組むよりも、やりやすい方法を探す方が効果が大きいと思います。

やって良かったこと4選

  • 自分を大切にする
  • 朝ヨガ・ストレッチ
  • アドラー心理学 
  • アイメッセージ

私が今「やってよかったな」と感じることを下記で詳しく紹介していきます。

●自分を大切にする

まず自分を大切にすることにしました!

子供はお母さんが大好きで、お母さんの笑顔が一番のエネルギーですよね。そうであって欲しい・・・
「こうでなければ」と頑張りすぎないで、自分時間もしっかり大切にしています。

人と話すことで発散したい時は、友達とランチを。
何も考えたくない日は家で映画を観たり、ゆっくりヨガをしてお昼寝をしたりします。
仕事日のお昼休みは、読書やアニメ・韓国ドラマを観ながら大好きなスイーツを食べて、自分時間を楽しんでいます。


自分に優しく「したい」ことを満たす時間を作ることで、心がほぐれ家族にも優しくできる時間が増えました。私も家族もWINWINです。


自分の「したい」を大切に過ごせるようになると、心も前向きで意欲的になります。
「あれもやってみよう」「これもしたかった」など、どんどん「したい」ものが増え、色んな事に挑戦できるようになりました。
そんな姿を見せる事で、子供たちの「自分もこんな事やってみたい」というチャレンジ精神を育む、良い刺激になっていると思います。

私自身も、自分の「したい」を大切にすることで、家族のチャレンジも応援できるようになりました。

●朝ヨガ・ストレッチ

朝心地良く過ごせると、一日が良い流れになります。

朝5分だけでも、肩回し・足の指ほぐしなど簡単なヨガ・ストレッチをしています。
そして少しの時間目を閉じ、腹式呼吸をして大地のエネルギーを受け取ることで、心と体が満たされたような心地よい感覚を味わっています。

朝ヨガやストレッチを行うと、寝ている間に凝り固まった筋肉がほぐれ、一日を活動的に過ごすことができます。
代謝が良くなるので、ダイエットにもいい影響を与えます。
また呼吸が整うことで、何事にも落ち着いて行動できるようになる。
朝から「出来た」という達成感を味わうことで、自己肯定感が高まりイライラしにくくなるなど、メリットが沢山あります。

朝のお母さんは大変忙しいと思いますが、ほんの5分でも、是非朝ヨガを取り入れてみて欲しいと思います。(その5分が難しいですよね🥹)

●アドラー心理学 

アドラー心理学とはオーストリア人精神科医であるアルフレッド・アドラー氏が提唱した「人間の行動にはすべて目的がある」、「すべての人生の決定は、自分が選択している」と考える心理学です。「嫌われる勇気」で有名ですね。

私はアドラー心理学の本を読み、我が子の行動はその子自身の課題として捉えると学び、だいぶ心が軽くなりました。
それまでは「我が子の行動=自分の子育ての評価」のように感じていたので、人に後ろ指をさされないような子育てをしなければと思っていたように思います。

しかしアドラーの本を読んでから「我が子の人生は我が子のものなのだ」と学び、今では子供たちに選択させるように心がけています。もちろんしっかり話す時間を作り、選択によって起こる可能性や母からのアドバイスは伝えていますよ🌈

我が家では寝る時間に言い合いが多発していました。
一人で寝るのが怖くて、一緒に寝たい我が子。でも寝る時間に宿題が終わっていない。
「子どもが寝たら家事もしたいし、自分時間も持ちたいのにー!!」と、母は毎晩鬼と化していました👹

そんな我が家がアドラーの本を読んでから取り組んだことは、自分の問題に責任をもって取り組めるように、親子で相談をしてルール設定をしたことです。

我が家は9時に就寝としていますが、その時点で宿題が終わっていない場合は
・一人で宿題が終わるまで起きてやる。(一緒に寝られない)
・早起きしてやる
・宿題が終わっていないまま登校する
のどれかを選択させています。
宿題をやらずに学校に行くことはどういうことなのか、しっかり話しながら子供に考えさせる方法にしました。

親からの強制ではなく、一人の人間として尊重し対話することが大事だと感じています。

●アイメッセージ

そして次にやってみて良かったことは、「アイメッセージ」という話し方です。
アイメッセージは「私」を主語にした会話方法で、「私はこう感じる」や「私はこうして欲しい」など、自分の意見を伝える話し方です。

私はそれまで「それって良くないよ」とか「それは学校でやったら注意されるんじゃない」などと、「これが世間一般の考え方ですよ」という話し方をしてました。
これでは「私の考えが正しいはず!」という気持ちだけが子供たちに伝わり、頭ごなしに否定されてると感じていたのだと思います。


今は自分の気持ちが正直に伝わるように、「お母さんはこうして欲しいよ」と伝えています。
そして子供が私の気持ちを理解してくれた時には「ありがとう」を伝えるようにしています。

しかし子供が私の意見を受け入れない時もあり、「うぅ~」となる事もありますが、相手にも気持ちがあるので、お互いの気持ちの折り合いが付くところを探すようにしています。

短気な母ちゃんと、口が達者な我が家の子供達。
言い合いになる日々もありますが、アイメッセージを意識するようになって、だいぶ折り合いがつけやすくなってきたな、と感じています。

逆効果だと感じた事

良かれと思ってやっていたけど、今となっては逆効果だったなと感じることもあります。

それは

  • 怒らない!と意識して、怒った自分にダメ出しすること
  • 何も言わずに、ただ見守る

・怒らない!と意識して、怒った自分にダメ出しすること

ギャングエイジをネットで調べると「冷静に」や「感情的に叱らない」という言葉をよく目にします。
でも私には出来ませんでした。


「感情的に叱らない」と意識しても、相手の返答次第でヒートアップし、結局言い合いになり自己嫌悪に陥る日々。
しまいには、感情的にならないようにと、注意することをやめてしまいました。


しかしそうすると子供のワガママが強くなり、結局堪忍袋の緒が切れて雷を落としてしまう私。
[怒らない」と意識すればするほど逆効果でした。

今では「親も人間だから感情的になってしまうこともある」と自分を許しています。
もちろん怒りすぎたり、相手を傷つける言葉をかけることは良くないですが、そのことにとらわれすぎて自己否定が続き、イライラして更なる対立を招いていしまうより、怒りすぎたと感じたらしっかり謝る。そう潔く切り替えて、次の笑顔につなげています!
不思議と「怒らない!」と躍起になっていたころよりも、怒る事が減り、笑顔の時間が増えました👌


最近はイライラしている時は「今母ちゃんイライラしてるよー」と伝えたり、「次やったら嫌な気持ち」などとアナウンスすして、大惨事にならない工夫をしています。

・何も言わずに、ただ見守る

また、もう一つギャングエイジに良い対応法としてよく言われるのが「見守ること」です。


しかし私にはこれも難しいものでした。
なぜなら私は心配性だから。
黙って見守る事は苦しいと感じながらも「ただ見守る」ことを頑張っていた時は、結局後々に注意してしまったり、「ほらね」と失敗の傷をえぐるような声掛けをしてしまっていました。


今はそれが私の性格上難しいとわかったので、どうしてもやめて欲しいことは「やめて欲しい」とお願いをし、それ以外の事は一度話をしてから本人に考えさせる方法を取っています。
「○○すると□□なってしまうかもしれないよ。どうする?」という風に。

何も言わずにただ「見守る」のではなく、母としての気持ちや考えも伝えてから「子供に考えさせる」ことを我が家流としています。

自分をほめて

子どもが生まれてから、ずっとずっと頑張ってきたお母さん。

まず自分達をほめて労わりましょう。一緒に☆
何かうまくいかない事が起こっても、子供にガミガミ注意しちゃっても、まずは自分を許してあげる。「大丈夫。大丈夫。良く頑張っているね」そんな言葉を自分に。

我が子の成長と共に悩みも増えますが、共に親も成長していると感じる今日この頃です。

我が家の3男子と成長の日々。
悩みも尽きないけれど、泣いて笑える今の時間を大切に「やってみよう」の力でこれからも頑張っていこうと思います。


すべての親子の心休まる時間が、少しでも増えますように、願っています🌈

一緒に子育て頑張りましょう!

私が参考にしたアドラー心理学

最後に私が読んで良かったと感じた、アドラー心理学の本を紹介します。
全てこれの通りにやろうと思うと苦しくなるかもしれませんが、参考程度に読んでみると、何かヒントが得られるかもしれません。

  • 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え  岸見一郎著
  • 勇気づけの方法 (アドラー心理学を語る4)  野田俊作著

すべての親子に幸運を🌈



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